2009年2月12日木曜日

移し直し修正すべきところ


移し直し修正すべきところ

一。回転するガラスを使ったガラスケース。そのなかに壊れやすい物体を置くこと。─使いにくさ=窮屈さ─空間の縮小、三次元において実験できるという方法、ちょうどすなわち平面幾何学において操作が平面で行なわれるように。
─ 一つのテーブルの上に、壊れやすく多様だが角のない形をした物体をできるだけ多く設置すること。
ただし、これら物体は、多かれ少なかれ広いつまり多かれ少なかれ安定性を与える平らな土台の上に立てられる物体である。テーブルの上にできるだけ多くの物 体がそびえ立つようにしておくこと、それゆえそれらを倒壊させて壊してしまう危険を回避すること、しかしながらそれらが互いにはまり込むように(上に向 かって、という意味だが[原文は英語])それらを可能なかぎり密着させること
場合によっては、このように準備したテーブルをうまく写真に撮り、一枚をうまく焼付けてそしてネガは廃棄する。─

─箱のなかで同じ操作を。(一) 同じ物体を使って、今度はこれらを丸い部分の上に横たえて半ば不安定な状態で一種の底を作り、これら物体を互いに安定させること。(二)一枚の紙を上に置き、下の平面が残す孔を利用して上部に第二の層を作り直すこと、以下同様。
─赤と黄色の、靴墨

二。ガラスケース=食器棚を使って。その開閉は、金属球等々の上を移動するガラスによって行なわれるが。─ある空間の図形が、つまり幾何学の[図1]一平 面の図形に類似した図形が得られる。すなわち一空間のこうした図形を利用することができるだけでなく、仮説に対応する線分を紙上に措くことによって定理を 証明するのと同じやり方で[それを]証明することができる。       図1

(奇妙な反論/次のような比較、つまりたとえばテーブルまたはガラスとデッサンとの関係は、このガラスケースと......との関係[図2]と同じであるという比較に陥らぬこと)            図2
     レディーメイドとしてのウルワースビルディング
のための銘文を見つけること─
一九一六年一月

アンチ・オイディップスP.18参照のこと

アンリ・ミショーは、欲望の進行にほかならない生産の進行に合わせて形成された机《分裂症患者の机》のことを書いている。

この机はだんだんといろいろなものを付け加えられ積み重ねられて、それはますます机でないものになっていった...

同じイメージを感じる。


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