2009年2月22日日曜日

純色とその補色の混合


次に検討すること、純色とその補色の混合
同じくプルシアン・ブルーとヴアーミリオン
美しい黒=プルシアン・ブルーと濃褐色
純色とその補色の混合
すりガラスとさまざまな金属さび
「跳ね返り」に用いるべき色として
黒鉛+乾煉用あまに油=銅色の色調

プルシアン・ブルーとヴアーミリオン
プルシアン・ブルーと濃褐色

格子の使用

「跳ね返り」で青を使うこと。ただし、建築家が使う青写真紙[?]の青だけを使うこと。
この紙の青に油を加えること。

「跳ね返り」はカタストロフィの現象。

ミルクに何かを落としたときのスプラッシュ。(ミルククラウン)これも毎回違う跳ね返りをする。あるエッジを超えた瞬間に大きな変化があるこの形態は、カタストロフィの理論で説明できる。

人間のクリエイティヴも、そういうことがしばしば起きている。何かアイディアが突然閃くみたいなことが起こる。

現代アートを近代アートから区別するものは、このスイッチが入ったような変化だと思う。つまりデュシャンのトイレを素晴らしいアートだと崇めるのはナンセンスで、それを美術館に持ち込んだ行為がアートなわけだ。

対論[ 心の中のカタストロフィ ]下條信輔×タナカノリユキ

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