2009年2月19日木曜日

黒と非常に淡い白


ほぼ最終的なデッサンの上に、黒と非常に淡い白によって、透視図法的光線の当たり具合(「黒と白」の中立の価値を持つ太陽より遠い光源の慣習)を措くこ と。この下塗り[?]は、それぞれの部分のマチュールの色つきヴァルール[濃淡の度合い]の下に消えなければならない。それゆえ、それぞれのマチエールを 色の成分(自1、黒1/2、ヴアーミリオン1/4等々)によって規定すること。いくつかのマチエール(たとえば、チョコレート、水[の落下][閉じ括弧な し]そして物理的に同質なものを持つマチエール(これに、これらを大気的なものとせず、これに可能なかぎり接近することになろう)は除く。これらのマチ エールを除いて、その他のマチエールはいずれも次のものを持つだろう。一、名(ite[鉱物をあらわす語尾]、in[指掌的または軽蔑的意味をあらわす語 尾]、あるいはその他の語尾?)、二、色の混合物の化学組成となるような化学組成(混合物)、三、視覚的外観((一)色付きそして(二)分子構成物─マチ エールごとに硬度、多孔度等々が異なるが、マチエールは図式的、慣習的方法によって指し示されるだろう(しかしながら、建築家の異なった平行線には言及し ないが)、四、複数の特性。

この第二の層に、もう一度黒と自で陰影をつけること(噴き出すこと)。

マチエールは絵の表面の質感の事で、画肌、テクスチュアとも言われています。

色合いや艶、塗り方、タッチによって変わり、描き手の個性が最もあらわれる部分です。

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