「正確さ」を得るために─画布を黒い染料(あるいはその他の黒いもの)に通してから色塗りすること、その後半乾きの厚いペイントに定規を使って鋭い先端で線を引けば、線は黒く強調されたように見える。
地 図の場合のように、建築家の図面あるいは図形的デッサンの淡彩画の場合のように、色についてのキヤプションの必要性。つまり用いられるそれぞれの色のマチ エール的意味作用の必要性-(たとえば、いくつかの金属について、木について、等々について、用いられる慣習的色を規定すること)。
機械の一部とはならない表面に色を塗るためにピクリン酸とヨードチンキ等々を─格子の使用─粉砕装置や液化装置を検討すること。
─プルシアン・ブルーとヴアーミリオン
美しい黒=プルシアン・ブルーと濃褐色
背景、あるいは作為的な稗貫は黒鉛で処理されるだろう(油性。ヘイントと黒鉛との好照による全体の強調を得るために)
「正確さ」を得るために、終了した画布の上にさまざまな太さの針金を貼ること
すべての線(あるいは交わり)─面を、強調するための色(この針金はニスによって留めて置かれるだろう)
最終的画布の制作のために、乳白ガラスあるいは厚いゼラチンからステンシル[合羽板]を切り出すこと。
─その前に、影の範囲を限定し最後の層(ステンシルの層)が厚くならないようにしながら、できる
だけ正確に下地を準備すること。
鋼鉄
未加工のもの
加工したもの
ニッケル
ニッケル鍍金したもの
ニッケル地金 光沢の差
プラチナ
かなりつやのないもの
銅
つやのないもの
純銅
黄銅
アルミニウム
つやのないもの─くすんだもの
鉄
鉄色系の青紫色のもの
鉄 [─?]建築用の
ウルトラマリンの滝の、黒色のもの、漆色のもの、プルシアン・ブルーのもの、白色のもの、(明るい背景に対して)
鋼鉄 白色のもの、黄色のもの、黄土色のもの(暗い背景)
ニッケル
白色のもの、コバルト系の色のもの、灰色のもの、線のもの(暗い背景に対して)
プラチナ
白色のもの、コバルト系の色のもの、線のもの、黒色のもの(暗い背景)
アルミニウム
白色のもの、プルシアン・ブルーのもの、黄色のもの、黄土色のもの
木
ガラス
無色透明なグラッシ[溶き油で薄く溶いた絵の具]
雲母 黄色い透明なグラッシ
銅
黄銅、赤銅、粗銅、白銅、シュナ土[黄褐色の顔料]
試みとして、
ニッケル 白色のもの、レモン・イエロー=グリーン(影のためには黄色=青系の灰色に変質したもの
プラチナ
白色のもの、光沢性の黄色のもの、黒色のもの
アルミニウム
白色のもの、黒色のもの、光沢性の黄色のもの、プルシアン・ブルーのもの
鋼鉄 白色のもの、黒色のもの、プルシアン・ブルーのもの、光沢性の黄色のもの
鉄
創始着
べルグマン
グレス
ヴオトレル
M・ブロックマン
ゴスラン
木 さまざまな種類
樅
柏
ニスを塗ったマホガニー
雲母 黄色い透明なもの
ガラス すりガラス
透明ガラス
色つきガラス(<特別な使用>)
2009年2月21日土曜日
「正確さ」を得るために
登録:
コメントの投稿 (Atom)
プルシアンブルーは多少緑身がかかったやや暗い青で、大変色が強いためにプルシアンブルーはかなり黒っぽく見えます。
プルシアン[Prussian]ブルーという名前は昔のドイツの旧名プロシア[Prussia]に由来しています。これはドイツで発明されたためです。
プルシアンブルーはとても色が強いので、ほかの色と混ぜるとプルシアンブルーが勝ってしまいます。
「画布を黒い染料」というのはスクラッチの技法のことでしょう。
スクラッチ。スグラフィート。ズグラッフィト。ひっかき。グラッフィート。
何層かに重ねた絵の具の上から、先の尖ったものでひっかく事によって一番下の絵の具の色を見せる技法。
油絵やアクリルでも行われる技法だが、良く幼稚園や小学校でクレヨンを使ってやるので馴染みのある人も多いはず。