2009年2月24日火曜日

独身者たちによって裸にされる花嫁


『独身者たちによって裸にされる花嫁』 のためのノート
(習作『処女から花嫁への移行』)
(花嫁)について。銀白と淡い焼き黄土によって得られるライトモティーフとしてのバラ色。
    少量の金色の黄土。
    赤色にはより多くの淡い焼き黄土が加わる。
    暗い視野は、黒色と焼きシュナ土と金色の黄土、そしてまたキプロスの焼きアンバーに
よって得られる(赤くするには少量の淡い焼き黄土)。
    左側は、緑がかったところはヴェローナの緑土と明るい淡い黄土と黒色によって得られる。
    中心では、晴い部分はキプロスアンバーを含む。
つくるべきもの、
<独身者たち>について。暗い部分を得るために、プルシアン・ブルーを用いる。プルシアン・ブルーは、<花嫁>とともに熱くなり、<花嫁>とは十分異なるだろう。
感覚で受け取るすべての色に対応する紙を、つまり一定の光(太陽光、人工光などなど) のなかのさまざまな差異ではなく、さまざまな色つき光源に対応する紙を探し出すこと[図4]

─回りを廻ること、
いくつかの色─(こうした種類の)光源─が同時に露出されることを前提にすれば、これら色つきのさまざまな光源の視覚的関連は、太陽光での赤い点と青い点の比較と同じ種類にはもはや属さない。
こうした露出には、ある種の非視覚性、ある種の冷静な考察、想像上の目にしか作用しないあの色素がある。(話している色のことだ)。現在分詞から過去分詞への移行に少し似ている。

色というのは、名前をつけられて区別される。たとえば、オレンジ色から赤色になるのは、目が決めるのではなくて、赤という言語が決めることになる。

「視覚性、ある種の冷静な考察、想像上の目にしか作用しないあの色素がある。」つまり「話している色」ということになる。

色は、進んでいると同時に遅れている名であり、画家によって先に名づけられ、また観者たちから後で名づけられ、現在分詞から過去分詞へ移行する。

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